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巣の落下防止

巣台の設置

住宅難のつばめ達に巣台を!

 昔の日本家屋は土壁や開放的な造りでツバメの巣作りに最適でしたが、近代建築は汚れにくい=泥が付きにくい壁のものが多く、子育て中に巣ごと落下してしまう原因にもなっています。

また軒が狭かったりして巣を作る場所も減っています。

玄関先やガレージなど、ツバメが来る場所に巣台をつけてあげれば利用する事は多いです。
「ずっとツバメが来ていたけど、今度家を改築するのだけれど・・?」
「玄関の真上に巣を作ってる、もうちょっとだけずれてくれたら・・」
なんて時にも巣台をつけて誘導するのも良いでしょう。

巣台設置実例集

ガレージ中合板壁の巣台(写真提供:とまとさん)

一部抜粋:詳しくは元サイトをご参照ください。

tomato-t531.jpg

天敵対策【1】カラス・スズメ編でもご紹介しているとまとさんのお宅のガレージにある巣の台です。壁の素材は合板です。

tomato-dai1.jpg

取り付けのポイント 

 

a :巣台のでっぱりは10センチ程度で良いです。
あまりこの幅が大きすぎるとヒナのフンがたまり、不衛生になります。(巣の前方向にフンをする事が多いため)
横方向の幅もだいたい15㎝程度、あまり大きすぎないほうが良いです。
左の巣台のサイズははがきサイズ(約10cm×15cm)
右の巣台はカマボコ板を使用されています。

 

b :天井からの距離は20センチ以下にします。
この距離が大きすぎるとカラスなどの足場になってしまい危険です。 

ベランダ内部壁の巣台(写真提供:ベラツバさん)

beratuba-sudai.jpg

天敵対策【1】カラス・スズメ編でもご紹介しているベラツバさんのお宅のベランダにある巣の台です。
このように釘を打てない場所の場合、木製の巣台より軽量の発泡スチロールの方が土を盛っても落下の心配が少ないです。アルミテープで貼ってありますので多少雨などがかかってもはがれる事もありません。
発泡スチロールの厚みは、写真のように薄くても足場には充分です。

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